日本航空エアバス機購入に思う

いつも平日の午前中は新聞読んだり情報収集したり、多くのサラリーマンの方に比べると何とものんびりと過ごしている私ですが、今日は部屋の中にいても暑かったですね。沖縄付近にある台風から暖かく湿った空気が流れ込んだため、全国的に気温が平年を上回る季節外れの暑さになったようで、特に西日本を中心に気温が高く、午後3時までに全国131地点で30℃以上の真夏日となったそうです。いやーもう異常な暑さでしたね。今年の夏は暑い暑いという言葉がすぐ口に出てしまい、もう挨拶代わりのようになっていました。やっと涼しくなって過ごしやすくなってきたと思った途端、夏に逆戻りのような天気になってしまったので、身体のほうも変化に対処するのが大変だわ。

今日のニュースから、日本航空が新型の大型旅客機「A350」の購入で欧州エアバスと合意に達したことが、日航の植木義晴社長とエアバスのファブリス・ブレジエ最高経営責任者(CEO)の記者会見により発表されました。

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日本航空とエアバスの記者会見10月7日(日経)日本航空は10月7日エアバスに31機の機体を発注。これまでは米国への政治的な配慮もあり、小型機を除きボーイングの機材を利用していたが、方針を転換することになった。

今月2日に来春運用開始の羽田国際線発着枠で、国土交通省はANA11便に対して日本航空5便を配分すると発表していました。この発着便枠については、民主党主導の日航復活を「過剰支援」とするANAと自民党の批判が考慮された格好だというような政治的配慮の結果のような報道が出ていました。私もそんなものなのかな?と新聞を読んでいたわけなんですが、どうやら今日発表されたエアバス機の購入が羽田発着便枠の割り当てに大きく影響しているように感じています。

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羽田空港10月7日(日経)羽田空港発着枠は昨年11月にも国内線の枠が日本航空よりANAのほうに多くの枠が割り当てられ、今月に発表された国際線の発着枠も日本航空5、ANA11と民主党色が濃い日本航空の枠は自民党政権になって極端に少ない。

これからは私の推理になるのですが、民主党政権が与党になったため日米同盟の信頼はは大きく後退してしまいました。そして昨年安倍政権が政権奪取しました。その安倍政権での最重要課題のひとつが日米同盟の信頼の回復です。それで今回の発着枠問題です。16枠ある発着枠のうち一応アメリカに配慮して半分ずつではまずいので6:4ぐらいで考えればどうか?というような感じから当初は日本航空7枠、ANA9枠ぐらいでいこうと思っていたところ、日本航空が今日発表したとおりエアバス機を30機強購入する計画があることを知り、アメリカの航空機製造会社のボーイング社からの購入がないのはアメリカに対し顔向けが出来ないので、ボーイング社の機体も購入するようどこかで話が日本航空側に伝えられていたんだと思うのです。ところが日本航空は全部エアバスの機体を発注するということになりました。理由は、調達先にエアバスを加えることでコスト削減を狙うとしているから。しかしこれではボーイング社から1機も購入しないとなると日米同盟の信頼回復に努める安倍政権にとってはアメリカに対して申し訳がたちません。そのために羽田発着の枠を当初よりさらなる日本航空の枠を減らしたのではないか?という想像に至ったわけです。ANAが11で日本航空が5という中途半端な数字になったのはそんなことからじゃないんでしょうか。

上述の通り羽田-アメリカ路線も現在交渉中ということで、この交渉がまとまれば日本航空と全日空にも発着枠の割り当てが出ると思うのですが、この枠もANAのほうにかなり有利な割り当てになるんじゃないかと思っています。

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日本航空、植木義晴社長10月7日(日経)日本航空は羽田国際線発着枠の配分が不服だとして、配分見直しを要求する文書を国土交通省に提出。今後アメリカ路線の発着枠の割り当ても予定されているが、日本航空はANAよりも少ない枠が与えられそうな感じだ。

羽田発着の国際線は1枠あたり年間で100億円の収入になるそうです。営業利益は10億円。今回の割り当てではベトナムやフィリピン、カナダという新規路線が含まれていますが、同じ羽田発着の定期便でアメリカ航路の発着枠も、こちらの割り当ても両社にとっては是が非でも多くの枠を確保したいところだといえますが、はたしてどんな結果になるのやら。

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